内視鏡部 
-胃・大腸カメラQ&A-

胃・大腸カメラ検査のQ&A

 

胃カメラ・大腸カメラについて(共通する内容)

<検査前編>

Q.血液をサラサラにする薬は検査前に中止しなければなりませんか?

A.胃カメラでは基本的に中止は不要です。ただし、大腸カメラでは主治医にご相談ください。

  • 胃カメラ検査を受けられる場合、心臓や脳の血流をよくするためにバイアスピリンやワーファリンなど、血液をサラサラにする薬剤(抗血栓剤)を服用されている方の場合も、観察するのみであれば抗血栓剤を中止する必要はありません。
    検査中に病変を発見した場合、生検という細胞を採取することがありますが、その時でも抗血栓剤を1剤だけ服用されている場合は、日本消化器内視鏡学会のガイドラインでは服用したままでも構わないとされています。当院では胃カメラ前に抗血栓剤は基本的に中止せずに検査・生検を施行していますが、2剤以上服用されている場合や薬剤の種類によっては慎重に判断しなければならないこともあります。
    ただし、大腸カメラではポリープが発見された場合に同時に切除することがあります。切除では生検より傷が大きいので、原則的に中止もしく別の薬剤へ切り替えをしておく必要があります。
    胃カメラ・大腸カメラのいずれにおいても、あらかじめ主治医の医師と相談しておくが重要です。
    抗血栓剤を中止している間に重症の脳梗塞や心筋梗塞を発症したという報告がありますので、くれぐれもご自身の判断で中止されないようご注意ください。

 

 

<内視鏡編>

Q.胃カメラ・大腸カメラはどのように洗浄していますか?

A.内視鏡専用の洗浄機を用いて洗浄します。

  • 洗浄剤と消毒剤が循環するようになっており、内視鏡の中と外に洗浄剤と消毒剤を高圧で流して洗浄消毒を行います。当院ではトレーニングを受けた専門の洗浄員が内視鏡・洗浄ガイドラインに基づいた内視鏡の洗浄と高水準消毒を全検査後に施行しています。結核菌や現在問題となっているコロナウイルスに対しても消毒可能で、全く問題ありませんのでご安心ください。

 

 

胃カメラ検査について

<検査前編>

Q.検査前はいつまで食事や飲水できますか?

A.前日の夜9時までに食事は済ませてください。飲水は検査前まで可です。

  • ただし、水やお茶は検査前日の就寝まで可、当日朝も多量でなければ飲んでいただいて構いません。特に夏場は飲水を控えることにより脱水になりやすくなるので、無理に飲水を控えられないようにご注意ください。
    なお、牛乳やジュースなどは胃の粘膜に付着して検査時に観察しにくくなることがありますので、当日朝に飲まれる時には水かお茶にしてください。

 

 

<検査編>

Q.口からのカメラ(経口内視鏡)と鼻からのカメラ(経鼻内視鏡)のどちらがいいですか?

A.それぞれのカメラに特徴があるため、一概にどちらがいいとも言えません。

  • 胃カメラはのどを通過するため「オエッ」となることがあり、その苦痛を少なくするために開発されたのが鼻からのカメラ(経鼻内視鏡)です。ただし、カメラが細いために画質が劣る弱点があります。当院は精密医療機関という性格上、ほとんどが口からのカメラ(経口内視鏡)で、全例において拡大機能付きのハイビジョンスコープを使用しています。そのため、検査中に炎症か腫瘍か迷う病変がみつかったときには同時に拡大観察で詳しく精査することができ、精度の高い診断が可能となっています。
    しかし、のどが非常に敏感で経口内視鏡はしんどくて十分に検査を受けていただくことができない方もおられます。そのような方では、経鼻内視鏡を用いて検査を施行しています。
    どちらのカメラがいいのかは検査目的やのどの敏感さにも依りますので、あらかじめ担当の医師とご相談ください。

 

Q.胃カメラ検査を楽に受けるコツはありますか?

A.検査を楽に受けていただくコツがいくつかありますので、参考にしてください。

  1. 胃に空気を入れるため一時的にお腹が張るので、ベルトは緩めておいてください。
  2. 検査前には肩や首の力を抜いて、できるだけリラックスするのがコツです。
  3. 目を閉じると意識がのどに集中してしんどくなってしまうので、目は開けて遠くをぼんやりみつめるようにするほうが楽に受けられます。
  4. 検査中には口の中に唾液がたまってきます。しかし、のどの麻酔をしているため唾液はうまく飲み込むことができず、むせてしまいます。お顔の下には唾液を受けられるように吸水シートを敷いていますので、口の中にたまった唾液は飲み込もうとせずに全て外にだらだら流すようにしてください。これが最も大切です。
  5. 深呼吸をするとのどの緊張感が緩み、違和感が軽減します。オエッという反射が強いときには、ゆっくり深呼吸を繰り返してください。なお、深呼吸をするときには特に息を吐く方を意識して、ゆっくり吐くようにするのがコツです。

 

Q.検査の時に入れ歯ははずしますか?

A.基本的に入れ歯は外して検査を行います。

  • ただし、不安定な歯がある場合には入れ歯を装着したままのほうが安定することもあるので、普段使用されている入れ歯は検査当日に持参してください。

 

 

<検査後編>

Q.検査後すぐに食事は摂れますか?

A.検査後1時間は食事・飲水は控えるようにお願いします。

  • 検査前に使用する喉の麻酔薬の影響が残っているため、すぐに食事を摂ると誤嚥しやすくなります。1時間程度経過してから少量のお水を飲んでいただき、問題ないことを確認してから食事を摂るようにしてください。

 

 

大腸カメラ検査について

<検査前編>

Q.腸管洗浄剤(ニフレック®・モビプレップ®)はどのように服用したらいいですか?

A.検査予約時にお渡ししているパンフレットを参考に服用してください。

  • 服用方法の詳細は検査前にお渡ししているパンフレットに記載していますので、ご参照ください。
    薬剤を溶解する液体についてよくご質問をいただきますが、水道水で結構です。
    ご不明な点がありましたら、内視鏡室にお問い合わせください。

 

Q.腸管洗浄剤を全部飲んでも便が全く出ない、出ていてもまだ固形便です。どうしたらいいですか?

A.内視鏡室へご連絡ください。 状況を伺い、対処方法をお答えさせていただきます。

  • 検査が可能な便の色・状態は、下記の表の④⑤の状態です。便が残っている状態では十分な検査ができないので、できるだけきれいにしておく必要があります。
    しかし、腸管洗浄剤を全て服用されても、なかなか便がでない方もおられます。そのような場合は、浣腸をして排便を促すと、排便が誘発されることがあるため、早めに来院して内視鏡室で浣腸等をさせていただくこともあります。排便状態を伺ってどのように対応すべきかお答えさせていただきますので、内視鏡室にお問い合わせください。

 

 

 

<検査編>

Q.大腸カメラの時に痛みはありますか?

A.個人差があります。痛みが強い時には我慢せず検査医・スタッフにお伝えください。

  • 大腸の長さには個人差があり、また以前にお腹の手術を受けられたことがある方ではお腹の中に癒着があって、検査中に痛みを生じやすい方もおられます。強い痛みを感じられた時には、我慢せず検査医やスタッフへお伝えください。
    また、検査で観察する際には大腸を膨らませる必要があり、空気を注入します。大腸が張ってしんどい時には遠慮なくガス(おなら)を出してください。我慢せずにガスを出すことは最も大切なことのひとつです。

 

 

<検査後編>

Q.大腸カメラの検査後すぐに食事は摂れますか?

A.お腹の張りがおさまってから、食事をしてください。

  • 検査中に注入した空気が残ってお腹が張っている時に無理に食べると、吐き気を生じることがあります。ガスを十分に出してお腹の張りがおさまったら、食べていただいて結構です。
    ポリープ切除や組織検査を受けられた方は、消化の良い食事を摂るようにしてください。特に、ポリープを切除された場合、遅れて出血することが稀にあるので、1週間はアルコールや刺激物を避け、また激しい運動や遠方への旅行をお控えください。

 

Q.検査後も水のような便は続きますか?

A.腸に残っている下剤や便がしばらくは 排出されることがあります。

  • 検査後もまだ腸の中に下剤や便が残っていて、ガスとともにしばらく続くことがあります。検査後に帰宅するまでの間が不安な方は、交換用の下着やおむつ、パットなどのご持参をお勧めします。
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