放射線科

当科では、日本医学放射線学会および日本放射線腫瘍学会で認定された経験豊富な放射線診断専門医・放射線治療専門医が、患者さんに質の高い医療を提供しております。

 

放射線科医は、

1.いろいろな画像検査(CT, MRI, アイソトープ検査、消化管バリウム検査等)から得られた画像を使って、患者さんの病気(症状)の原因を診断します。
2.診断技術を応用して、今までは外科手術により治療されていた病気をカテーテルという細い管で低侵襲(身体に優しい)で治療します。
3.放射線を照射して悪性腫瘍(がん)を治療します。

原則としてこれらの検査はあらかじめ予約制となっています。

外来担当表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
画像診断 津島・末吉 津島・末吉 中川・横谷 津島・横谷 津島・横谷
IVR診察 (担当医) 中川 (担当医) (担当医) (担当医)
脳神経IVR 中川 (中川) (中川) 中川 (中川)
全身IVR (末吉) 末吉 (末吉) 末吉 末吉
消化管透視 津島/末吉/横谷
放射線治療 堀川 堀川 堀川 堀川 堀川
超音波診断 堀川
外来受付:午前8時30分~午前11時00分まで(予約、急患を除く)

診療案内

診療内容:

  1. 各種画像検査・診断:診療放射線技師が撮影した各種画像の読影(CTMRI、アイソトープ検査等)と、自ら画像撮影を行い診断する各種検査(胃や腸など消化管バリウム検査、超音波検査、血管造影)
  2. 画像下治療(IVR
  3. 放射線治療

 

CTとMRI:
CTもMRIも、身体のあらゆる部位の断面を精密に映し出す装置で、今や画像診断の中心的役割を果たしています。CTはエックス線を、MRIは磁場と電波を用いて身体の断面を映し出します。これらを駆使して患者さんの病気の発見に寄与しています。

 

アイソトープ検査(RI):
身体に害の無いごく僅かの放射性物質(RI)を体内に注入し、その動きを高精度の検出器で測定して病気を診断します。この検査は臓器の機能(働き)の評価や悪性腫瘍の検出に優れており、全身の各種臓器に対して広く利用されています。新センターではこれまでのSPECT装置に加えてPET-CT装置も導入され、悪性腫瘍の検出がより高精度で行えるようになっています。

 

画像下治療(IVR):
放射線診断の技術を応用していろいろな病気を治療することを総称した言葉です。以前からIVR(インターベンショナルラジオロジー)として知られてきましたが、近年画像下治療という日本語名が正式決定しています。カテーテルという細い管などを使って数ミリ径程度の僅かな傷口だけで治療が出来る方法であり、身体にメスを入れる外科手術に代わって多くの病気がこの方法で治療出来るようになっています。

例:
脳動脈瘤のコイル塞栓術や頚動脈狭窄の経皮的頚動脈ステント留置術(CAS)
肝臓がんの血管塞栓術・抗がん剤動注術や外科的処置が困難な出血の止血塞栓術
各種膿瘍の経皮的ドレナージ術や腫瘍組織診断のための経皮的穿刺組織採取術

 

当センターの放射線科医はこの領域の指導的立場であり、多くの経験を国内外の学会で発表してきました。また、医大の若手放射線科医や、脳外科など他科所属でIVR専門医・血管内治療専門医・指導医資格取得を目指す医師の指導も行っています。
脳神経領域については当科で診察・入院加療も受け付けており、火曜日午前がその外来担当日となります。その他の領域につきましては、受診各科の医師にご相談下さい。

 

『放射線治療』
がん診療において外科手術や化学療法(抗がん剤治療)と並んで大切な治療法の一つです。強力な放射線を多方向から照射し、がん細胞に直接作用してがんを縮小・消失させる、あるいは大きくならないように制御します。単独で用いられることも多いのですが、外科手術や抗がん剤と組み合わせることで、より効果の高い治療が行えます。

 

旧センターからの変化

画像診断
CTやMRIは標準的な性能の新装置の設置と既存機器の更新で台数が増加し、患者さんの増加による検査増に対応出来る体制を整えています。各装置とも明瞭な画像が得られており、画像診断の精度も向上しています。

 

アイソトープ検査
SPECT装置は最新鋭の装置が導入されました。また、最新鋭のPET–CT装置も新たに導入され、悪性腫瘍の発見・診断に寄与しています。

 

画像下治療(IVR)
脳血管内治療領域は専用の血管造影装置が設置され、さらなる高精度で最新の治療が行えるようになっています。
その他全身領域については高精度治療に不可欠な装置(IVR-CT)の導入が予算の都合等で見送られたため、移設した旧装置での加療を行っています。早期の導入に向け県民の皆様のご支援をお願いします。

 

放射線治療
現代の常識である高精度治療が可能な装置が2台導入されていますが、担当できる放射線治療専門医が不足しているため、当面1台のみでの限定的な運用となっています。治療専門医の不足は全国的な問題であり、短期での解消が望めないのが課題です。

 

その他(IVR症例登録について)

当院で行っている画像下治療(IVR)は、その施行症例をIVR学会の症例登録システムに登録致しております。登録内容はID番号、年齢、性別、疾患名と施行手技、施行医師名等です。登録や閲覧は事前に登録されている学会所属医師のみに制限されており、医師のID・パスワード保護で行えるようになっています。
登録を行うことにより各施設の特徴が明らかとなり、全国の施設同士での症例の紹介や施行医の研修・技術の向上が図れることになっております。
患者さんの氏名や誕生日、住所などの個人情報は登録されず、制限された閲覧での運用となっておりますので、ご理解のほどお願い致します。

診療受付のご案内

TEL 0742-46-6001

■ 診療受付日

曜日~曜日

(土,日,祝祭日,年末年始を除く)

■ 受付時間

午前830
 午前1100