当センターの皮膚科の特徴
当科では様々な皮膚疾患の内科的、外科的治療を行っています。
皮膚腫瘍や自己免疫性水疱症の治療では、奈良医大皮膚科と連携して正確な病理組織診断を行って治療方針を決めています。また母斑や熱傷、瘢痕についても形成外科的手技を用いてQOLを重視した治療を心がけています。
また病診連携の立場から、奈良県北和地区や京都府相楽郡の一般病院や開業医との連携を密にするよう努力しています。
フットケア外来
フットケアは高齢者・糖尿病患者のQOLを向上させるために、大変重要なものです。特に糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、神経障害や血流障害が起こりやすく、また菌などの感染に対する抵抗力が低下することで傷が治りにくくなり、神経障害があると、足の痛みもわかりにくくなります。足が傷ついていても早期発見が難しくなるのです。
日頃忘れがちな足のケアの大切さを意識していただき、正しいケア方法を身に付けましょう。
足の病気にはどんなものがあるの?
爪の変形やタコ・ウオノメ・みずむし・皮膚の潰瘍などがあります。
主な診療内容
- 爪の整形・補修:爪きり、専用の器械で研磨
- 巻き爪・陥入爪:ワイヤー矯正
- タコ・ウオノメ:専用のカッターを用いて削り取る
- みずむし:適切な外用療法や内服薬の処方など
- 皮膚の潰瘍:きずの処置
フットケア外来日
毎週金曜日:午前9:00~12:30、午後14:30~15:30(予約制です)
場所:皮膚科外来
所要時間:30分程度
お問い合わせ:皮膚科外来受付