脳神経内科

脳神経内科は、中枢神経、末梢神経、神経筋接合部および筋肉の器質的、機能的疾患を中心に診療しております。精神神経科と名前が似ていることもあって混同されることもよくあり、一般の方々にはややなじみのうすい科でもあります。しかし、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、重症筋無力症、多発性硬化症、スモン等、厚生省の認定する難病(特定疾患)の多くが脳神経内科で診る疾患ですし、しびれ、めまい、頭痛やふるえなどの日常よく経験する症状も診ています。
また、日本神経学会の教育関連病院に認定されており、専門医養成にも力を注いでおります。

外来担当表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1診 川原 川原 清水 川原
(予約のみ)
川原
2診 岡橋 内原 小林 山田 岡橋
3診 山岡 岩佐 安東 岡橋 桐山/七浦
外来受付:午前8時30分~午前11時00分まで(予約、急患を除く)

こんな症状の人はご相談下さい。

  • 手足の動きが悪い、力が入らない、手足が痩せてきた
  • 手足・口・体幹などが意志とは関係なく動く、ふるえる
  • めまい、ふらつく、歩きにくい、よく転倒する
  • 手足がしびれる、感覚が鈍い
  • 物が二重に見える、瞼が下がる
  • 物忘れが気になる
  • ろれつが回らない、飲込むときにむせる
  • 突然意識がなくなる、けいれんをおこす
  • 頭痛、目の前がちかちかする、視野が欠ける

 

脳神経内科では、不眠、うつ病、ノイローゼなど神経科・精神科や心療内科で診る疾患は扱っておりません。ご注意下さい。

 

特殊検査について

 

《筋電図》

筋が収縮するときに活動電位が生じ、それを適当な方法で記録するもの。一般に神経筋患者のスクリーニング検査として、骨格筋の状態を調べる針筋電図、末梢神経機能を調べる神経伝導速度、神経筋接合部の状態を調べる反復刺激検査の3種類があります。

 

1.針筋電図
筋肉の萎縮や運動障害が神経障害によるものか筋障害によるものかを針電極を用いて状態の変化を見ます。

 

2.神経伝導速度検査
運動障害及び知覚障害が末梢神経によるものであるかどうかを神経を直接電気で刺激し、その神経の状態を知る検査です。

 

3.反復刺激検査
末梢神経に連続刺激を与え、波形の振幅の変化から神経筋接合部での伝達状態を知る検査です。

 

《脳波》

頭皮に電極を貼付し、脳の電気的活動を記録します。

 

《誘発電位検査》

末梢と中枢との連絡あるいは中枢のことなる部位相互の連絡を知るための電気生理学的検査です。 この検査には、体性感覚誘発電位(SSEP)、聴性脳幹反応(ABR)などがあります。

 

《MRI、CT、SPECT》

各種画像検査。センター内放射線科、もしくは院外に依頼して行っています

 

適応疾患 糖尿病性多発神経炎・ギランバレー症候群・頸椎症・
重症筋無力症・筋萎縮性側索硬化症・筋ジストロフィーなどの神経疾患
検査機器

筋電図・誘発電位検査装置
MEB-9400 シリーズ NeuropackS1

特長 電図生理学的手法により、筋機能・末梢神経機能及び脳機能の検査を行い、病態の診断に役立てます。

筋電図・誘発電位検査装置

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