当科の特色と理念
リハビリテーション科は2022年9月1日に新設しました。疾病を治療の対象とする通常の診療科と異なり、リハビリテーション医学は「活動の障害」が治療対象です。立てない、歩けない、細かな動作ができない、食べたり、話したりできない、これらは全て活動の障害です。疾患・外傷により生じた移動や身の回りの動作・摂食嚥下機能・コミュニケーションなどの障害に対し、失われた機能の回復を促すとともに、残存能力を最大限に引き出すための治療を行い、患者さんが家庭復帰や社会復帰ができるよう援助いたします。我々は、障害診断を基盤に「全身を診る」ことで全ての疾患予後の改善を目指します。