受診方法
受診のためにはあらかじめ医師あるいは救急隊による確認が必要です。
受け入れ状況
脳血管 障害 |
心筋 梗塞 |
頭部 外傷 |
多発 外傷 |
その他 外傷 |
心肺 停止 |
熱傷 | 中毒 | その他 疾病 |
計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平成 25年度 |
69 | 41 | 27 | 13 | 23 | 105 | 4 | 18 | 168 | 468 |
平成 26年度 |
77 | 57 | 48 | 9 | 51 | 98 | 7 | 17 | 220 | 584 |
平成 27年度 |
117 | 37 | 99 | 24 | 101 | 172 | 10 | 27 | 1556 | 2143 |
平成 28年度 |
247 | 57 | 209 | 41 | 268 | 161 | 3 | 46 | 2384 | 3416 |
平成 29年度 |
310 | 61 | 168 | 10 | 252 | 212 | 17 | 55 | 3997 | 5082 |
平成 30年度 |
360 | 82 | 348 | 19 | 361 | 242 | 23 | 63 | 4100 | 5598 |
令和 元年度 |
407 | 81 | 374 | 14 | 311 | 273 | 25 | 75 | 4610 | 6170 |
最近のトピックス『The Chain of Survival 救命の連鎖 』
日本では年間約600人に1人の突然死が発生し、奈良県では年間1000余人が心肺停止状態で救急病院に搬送されています。当救命救急センターでも突然死の治療・蘇生にも力を注いでおりますが、社会復帰される方は残念ながら少数です。突然死の蘇生にはその場に居合わせた人による処置(1次救命処置)が非常に大切です。救急隊への連絡、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、救急隊による電気ショック、救命救急センターでの処置という流れを『 The Chain of Survival 救命の連鎖 』と呼んでいます。救命の連鎖のうまくつながった1例を御紹介します。
『The Chain of Survival 救命の連鎖 』
50歳台の男性が自宅で突然心停止になり、一緒にいた娘さんがこれを目撃。すぐに救急車を呼び、娘さんと奥さんが胸骨圧迫と口対口呼吸(心肺蘇生法)を実施されました。7分後に救急隊(救急救命士)が到着しすぐに電気ショックが施行され、心拍が再開しました。30分後に当センターに搬送され、入院加療の後、社会復帰されました。