インタビュー 看護補助者編
看護チームの一員として
“患者さんを大切に 家族さんにも安心を”
篠本介護士にインタビュー
当センターで勤務しようと思ったきっかけはありますか?
28年間、病院の近くで、自営業をしていて、病院の関係者、患者様、色々とお知り合いになり、本当に助けてもらってお店を続けて来られました。今度は、恩返しなんて言葉は、適切ではないかもしれませんが、何かお役に立つことができればと思いました。
仕事で特に大切にしていることはありますか?
痛みと不安と孤独しかない患者様に少しでも明るい気持ちになってもらえたらと思っています。頑なで、言うことを聞いてくれない・・・そんな患者様には、何か必ず理由があって、1番近くで寄り添えることができたなら、毎日笑顔であいさつできたなら、きっと心を開いてくださいます。1日1回、痛みや苦しみや孤独の中でも笑顔になってもらえたらと思っています。
介護士さんにスキルアップしようと思ったきっかけや理由はありますか?
看護助手の頃に、患者様から「あなたにケアをしてもらいたい」と言われたことがありました。“あ~、髪をきれいに洗ってあげたいなあ”と思ったことがありました。患者様から「トイレに行きたい」と言われても、「看護師を呼んできますね」としか言えず、歯がゆかったです。介護士になった今、患者様にすぐに対応できるため嬉しさを感じて、最高です。
病院で働いていてよかったことはありますか?
当たり前のことをしているのに、患者様から“ありがとう”と言ってくださることです。こちらこそ“ありがとうございます”と思います。
職場の雰囲気を教えて下さい。
私は、とっても恵まれていると思います。師長さん、主任さん、看護師さん、とっても良くしてくれて、居心地が良すぎて、ずーーーっとこの職場にいたい!!居させてください!!色んなことを教えていただき、ありがとうございます。介護士の資格を取ったのも、皆様の少しでもお役に立てればと、私を受け入れてくださり、本当にありがとうございます。
就職を考えている人にメッセージをお願いします。
人生の中で、“ありがとう”という言葉を家族以外の方から言っていただけるなんて、何回あるでしょう。“ありがとう”って接すれば、“ありがとう”が返ってきます。最高のお仕事です。
3階東病棟 烏頭尾寛子