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産婦人科


産婦人科案内

産婦人科というと、妊娠や出産、子宮や卵巣の病気でかかるものと考えていないでしょうか。しかし、それだけではなく、たとえば、更年期ののぼせやいらいらなどでも産婦人科受診をお勧めします。また、月経が来ないとか月経時に痛みがある、妊娠・分娩の心配、外陰の異常、下腹部痛など、月経、性器、妊娠・分娩、性についての心配があるときには、迷わず産婦人科を受診して下さい。

受診の服装/準備しておいた方がよいもの

服装はできれば着脱しやすいもの(またはスカート)にしましょう。
基礎体温表をつけている方はご持参ください。
診察の後に出血をすることがありますので、生理用ナプキンをお持ち頂くことをお勧めします。

当センター産婦人科の特色

 奈良県の地域周産期母子医療センターの一翼を担うとともに、地域がん診療連携拠点病院でもあり婦人科悪性疾患の治療に日々努めています。ご紹介いただいた患者さんの臨床経過や治療状況を報告し、紹介元の医療機関の医師、助産師の方々と検討する報告会を3ヵ月に1回開催することにより、相互の医療のレベルアップと顔の見える緊密な協力関係を築いています。

 また、クリニカルパスを10年以上前から導入しています。クリニカルパスにより同一の疾患には同質で均質化された医療サービスを提供することができます。さらに2013年の電子カルテ化によって情報の共有化が促進され、各科と強く連携された診療が可能になっています。

 総合病院である強みを生かし、産婦人科単科では対応困難な合併症をもつ妊婦さんへの治療や、婦人科悪性疾患手術の際に外科系診療科(外科、泌尿器科、胸部外科など)と連携し、婦人科臓器以外の他臓器の合併切除も数多く手がけています。

 手術前にはCT,MRIなどの画像診断についての詳細なカンファレンスを行い、産婦人科医員全員で情報を共有しています。

 エビデンスに基づいた医療を提供するために、国内臨床試験グループ(婦人科悪性腫瘍研究機構http://www.jgog.gr.jp/や特定非営利活動法人関西臨床腫瘍研究会http://www.kcog.jp/など)に加盟し、多くの臨床試験に参加しています。

産科

  • 産科部門と小児科部門が連携し、母体・新生児の一貫した治療を行えるよう同じフロアーに配置し、周産期母子医療センターとして、一体的に運営しています。
  • 4階北病棟には、産科病床26床があります。周産期(妊婦が出産する前後の期間)におこる様々な異常胎児の異常に対処します。
  • 4階南病棟には、NICU(新生児集中治療管理室)があります。これは、生まれて間もない、高度で専門的な新生児医療を必要とする赤ちゃんのための医療設備を整えた集中治療室です。
  • 24時間体制でハイリスク妊産婦の緊急搬送を受け入れています。症状の改善があれば、前医に逆紹介します。
  • ハイリスク妊娠の方が分娩に到った場合、産科医とともにNICUの医師も立ち会います。 新生児は出生直後より治療が開始されます。
  • 母体搬送や外来紹介になったハイリスク妊娠の方を中心とした妊娠管理を行っています。状況によりローリスク妊娠と判断された方の分娩予約は制限させて頂く場合があります。
  • 事前に両親学級に参加することを条件に、夫の立ち会い分娩等も取り入れています。分娩後は母児間のスキンシップを大切にし、母児同室を行っています。母乳栄養をすすめています。また、父性を重視し、新生児の抱っこの時間を設けています。

婦人科

  • 婦人科は5階北病棟に13床があり、婦人科疾患を扱っています。子宮がん、卵巣がん等の悪性疾患および子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫や子宮脱等の良性疾患の患者さんが治療を受けています。手術療法、薬物療法、放射線治療を行っています。
  • 腫瘍の良性悪性の鑑別診断と治療についてカンファレンスで詳細に検討し治療方針を決定しています。
  • 内視鏡手術については特に先進的、積極的に行っています。
  • 手術療法、化学療法をはじめ最新の治療を細心の注意を払って行っています。
  • ホルモン補充療法を行っています。
  • 子宮筋腫、子宮内膜症の保存的治療、腹腔鏡や子宮鏡を使用した低侵襲手術を積極的に導入しています。
  • 外来化学療法を積極的におこなっています。

外来診療担当

午前 1診
(婦人科)
喜多 恒和 杉浦 敦 石橋 理子 平野 仁嗣
(内視鏡外来)
伊東 史学
2診
(産科)
山中 彰一郎 平野 仁嗣 竹田 善紀 渡邉 恵 石橋 理子
3診 杉浦 敦 担当医 担当医 担当医 担当医
4診 助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
午後 1診
(婦人科)
喜多 恒和
(腫瘍外来)
豊田 進司
(細胞診・LEEP外来)
井谷 嘉男
(腫瘍外来)
担当医 伊東 史学
(腫瘍外来)
2診
(産科)
山中 彰一郎 平野 仁嗣
(周産期ハイリスク外来)
竹田 善紀 渡邉 恵 石橋 理子
(周産期ハイリスク外来)
3診 杉浦 敦
(手術・腫瘍外来)
担当医 担当医 担当医 担当医
4診 助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
助産師外来
(妊婦相談)
手術/化学療法 手術/化学療法 化学療法 手術/化学療法 手術/化学療法 手術/化学療法

医師紹介

周産期母子医療センター長兼産婦人科部長
喜多 恒和

専門分野・研究分野

  • 婦人科腫瘍学
  • 産婦人科感染症学
  • HIV母子感染

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本専門医機構産婦人科専門医
  • 日本婦人科腫瘍学会指導医
  • 日本周産期・新生児医学会暫定指導医
  • 日本がん治療認定医機構認定医

産婦人科副部長
井谷 嘉男

専門分野・研究分野

  • 婦人科腫瘍学
  • 緩和医療

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本専門医機構産婦人科専門医
  • 日本婦人科腫瘍学会指導医
  • 日本がん治療認定医機構認定医
  • 日本臨床細胞学会細胞診専門医
  • 日本臨床腫瘍学会・暫定指導医
  • 母体保護法指定医
産婦人科医長(病理診断科副部長兼務)
豊田 進司

専門分野・研究分野

  • 婦人科腫瘍学
  • 婦人科細胞診
  • LEEP手術

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本婦人科腫瘍学会指導医
  • 日本臨床細胞学会細胞診指導医
  • 国際細胞学会サイトパソロジスト
  • 母体保護法指定医
産婦人科医長
平野 仁嗣

専門分野・研究分野

  • 周産期学
  • 産婦人科救急
  • 産婦人科感染症学

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本専門医機構産婦人科専門医
  • 母体保護法指定医
産婦人科医長
杉浦 敦

専門分野・研究分野

  • 婦人科腫瘍学
  • 産婦人科感染症学
  • HIV母子感染

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
産婦人科医長
伊東 史学

専門分野・研究分野

  • 婦人科腫瘍学
  • 腹腔鏡下手術

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会指導医
  • 日本がん治療認定医機構認定医
  • 母体保護法指定医
産婦人科医員
石橋 理子

専門分野・研究分野

  • 周産期学
  • 産婦人科感染症学

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構認定医
  • 母体保護法指定医
産婦人科専攻医
杉本 ひとみ

専門分野・研究分野

  • 産婦人科一般
産婦人科専攻医
竹田 善紀

専門分野・研究分野

  • 産婦人科一般
産婦人科専攻医
森田 小百合

専門分野・研究分野

  • 産婦人科一般
産婦人科専攻医
山中 彰一郎

専門分野・研究分野

  • 産婦人科一般
産婦人科医師
渡邉 恵

専門分野・研究分野

  • 産婦人科一般

学会認定専門医等

  • 日本産科婦人科学会専門医
  • 母体保護法指定医

取得可能な認定医・専門医

日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定医師
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本がん診療認定医機構がん治療認定医
日本周産期新生児医学会専門医

産科

一般妊婦健診

毎回、血圧、検尿、むくみを検査します。適宜、経膣超音波検査および経腹超音波検査が行われます。妊娠時期に応じ、3回に分け採血等の諸検査を行います。

妊娠初期~26週:
胎児の発育および分娩予定日が確認されれば、4週間毎の検診です。妊娠20週を超えると胸囲、子宮底長の計測が加わります。妊娠初期検査として、貧血、感染症(梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV、トキソプラズマ)、血液型、不規則抗体、血糖値などの検査を行います。
※妊娠初期より母子手帳をお持ちください。

妊娠26週から35週:
2週間毎の検診です。妊娠中期検査として妊娠27週前後に貧血、不規則抗体、成人T細胞白血病抗体、クラミジア抗原、血糖値などの検査を行います。

妊娠35週から40週:
1週間毎の健診です。 妊娠中期検査として、妊娠35週前後に、産道(膣)の細菌検査、手術前検査(血液検査、止血検査、心電図、胸部X線)を行います。手術前検査は、緊急帝王切開を想定して、すべての妊婦さんにおいて前もって行っています。

妊娠40週以降:
1週間に2~3回の健診を行い、ノンストレステストを行います。場合により入院管理 が必要になります。

ノンストレステスト(NST):
胎児の心拍数と子宮収縮の状態から、体内の胎児の環境を評価する検査です。検査に40分程度かかります。異常が見つかった場合やハイリスク妊娠の方は、追加検査や入院管理が必要になることがあります。

周産期ハイリスク外来、超音波外来:
多胎妊娠、糖尿病合併妊娠、妊娠高血圧症候群、高血圧・腎疾患合併妊娠、膠原病合併妊娠、前期破水、胎児発育遅延、子宮筋腫合併妊娠、不妊・不育、胎児病その他を伴う妊婦さんはいわゆるハイリスク妊娠です。外来での継続管理又は入院管理が必要です。 血液検査や超音波検査等を追加することがあります。

助産師外来:
妊娠中や分娩前後の疑問や注意事項等について、助産師が丁寧にアドバイスします。

母親学級、両親学級:
当センターの産科病棟助産師が積極的に取り組んでいます。妊婦相談にも積極的に取り組んでいます。立会い分娩を希望される方は、両親学級への参加をお願いします。

乳房(母乳)相談:
当センターの産科病棟助産師が、乳房マッサージなどの指導を積極的に行っています。

妊娠中の服薬指導:
内服薬について薬剤部の協力のもと、妊婦や胎児への影響についてわかりやすく説明指導します。

婦人科

細胞診診断外来:
細胞診(子宮腟部、頚部又は体部)異常への対応を行っています。

婦人科がん精密検診:
コルポスコピー(腟拡大鏡下の生検)、子宮内膜生検、各種画像診断、腫瘍マーカー測定等により婦人科がんの発見や診断を行っています。

腫瘍外来:
卵巣がん、子宮頚がん、子宮体がん、外陰がんその他の婦人科悪性腫瘍患者さんに対し、手術・化学療法・放射線療法などを行います。その後は定期的に触診、腫瘍マーカー、細胞診および画像検査を行い、再発の早期発見のために慎重にフォローアップします。

不妊・内分泌疾患:
基礎体温、卵胞モニター、子宮卵管造影検査、血液検査等を行います。

内視鏡外来:
低侵襲な鏡視下手術(子宮鏡、腹腔鏡)が可能であるかを検討します。

性器脱:
保存的治療か手術療法かを検討します。

子宮筋腫、子宮内膜症の保存的療法:
手術のみではなく、内服や注射による保存的治療も行っています。

ホルモン補充療法:
いわゆる更年期症状(のぼせ、冷え、発汗、肩こり、いらいら等)や骨粗鬆症に対して行います。

LEEP(リープ)外来:
子宮腟部上皮内病変を外来手術で治療できます。
(子宮頚部の異形成から初期がんまでが対象になります。)

当科における分娩・手術症例など (平成27年1月-12月)

総分娩数 559

分娩妊婦

525

単胎妊娠

491

双胎妊娠

34
帝王切開術 198

緊急帝王切開術

100

予定帝王切開術

98
婦人科悪性腫瘍手術 69

浸潤子宮頸がん

20

広汎子宮全摘8
準広汎子宮全摘1

子宮体がん・子宮肉腫

27

卵巣がん・卵管がん

21

外陰がん

1
腟式円錐切除術など 57

円錐切除

15

LEEP

42
その他婦人科開腹術 86

単純子宮全摘術(子宮筋腫など)

69

付属器摘出術など
(良性卵巣腫瘍など)

12

異所性妊娠

1

その他開腹術

2

子宮筋腫核出2

腹腔鏡下手術 99

卵巣のう腫・異所性妊娠など

85

子宮筋腫

14

子宮全摘12
筋腫核出2

腟式手術 32

子宮鏡下摘出術

16

子宮全摘術・子宮脱根治術など

12

産科子宮頸管縫縮術など

4
総手術数 541

手術なし婦人科悪性腫瘍

4

同時化学放射線療法

4

学会認定施設

日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設(総合型)
日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度研修指定施設
日日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設
日本臨床細胞学会教育研修施設
婦人科悪性腫瘍研究機構登録参加施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設