業務内容詳細

 

 

「血液浄化」業務

血液浄化治療室

血液浄化治療室では、血液透析に対して多用途透析用監視装置10台、個人用多用途透析用装置2台を備え、医師、看護師とともにチームで安全・良質な透析治療が行えるよう患者さんの入室から退室までを日々管理しています。また、各種の特殊血液浄化治療にも対応しています。

 

透析開始操作

穿刺

血液浄化治療室

 

血液浄化治療室での日常業務は、透析装置使用前点検、プライミング、穿刺・透析開始、透析装置使用中点検、バイタルサインチェック、返血・止血、透析液・薬液補充、ダイアライザ等物品管理、周辺機器の整備、透析液清浄化管理(ET・生菌測定)、透析装置洗浄を行っています。また定期的に透析装置の保守点検等を行います。
特殊血液浄化は小児から成人までの領域を一貫して臨床工学技士が行います。

 

特殊血液浄化一覧

  • 単純血漿交換法(PE)
  • 単純血漿交換法+血液透析(PE+HD)
  • 二重膜ろ過血漿交換法(DFPP)
  • エンドトキシン吸着などの血液吸着(DHP)
  • 白血球除去療法(LCAP/GCAP)
  • LDL吸着などの血漿吸着法(PA)
  • 腹水ろ過濃縮再静注法(CART)
  • その他 、末梢血幹細胞採取(PBSCH)など

 

CAP療法
血液浄化治療室

LDL-A
血液浄化治療室

 

血液浄化治療室でのME機器の操作、保守管理、廃棄、選定までを臨床工学技士が行います。
また透析用水、透析液の清浄化管理を行い質の高い透析治療が行えるよう取り組んでいます。

 

RO装置点検

生菌測定

 

 

「救命救急センター」「集中治療室」業務

ER、ICU、HCUで生命維持管理装置である血液浄化装置、人工呼吸器をはじめとし、連続心拍出量(CCO)モニタ、高・低体温維持装置などのME機器の操作・保守管理を行っています。
また補助循環装置ECMOに関しては導入、管理、離脱までを当直体制を設けて管理します。
救命救急センターでは、生命維持管理装置を使用した患者さんの移送の際も臨床工学技士が立ち会い安全性の確保に努めています。
当直体制で24時間365日迅速な対応を心がけています。

 

CCOモニタセッティング

ECMO回路交換

ICU ME器材室

ECMO管理

 

 

「心臓カテーテル検査」業務

心臓カテーテル検査室(心カテ室)では、心臓カテーテル検査、下肢経皮的血管形成術、電気生理検査(EPS)、ペースメーカ挿入術、カテーテルアブレーション治療等が行われます。
清潔物品や造影剤自動注入装置の準備、患者入退室時周辺物品の準備、ポリグラフのセッティング、消毒作業、使用デバイスの準備、片付けなどの外回り全般作業を行っています。
また心カテ室内のME機器についてはポリグラフの操作、除細動器、体外式ペースメーカの操作、血管内超音波診断装置(IVUS)・光干渉断層法(OCT)・冠血流予備量比 (FFR)測定のセットアップ、操作、医師と連携をとり左室造影の解析等も行います。
必要時には大動脈内バルーンパンピング(IABP)やECMOのセッティング、操作、管理を行います。 アンギオ関連業務としては他に頸動脈ステント留置術(CAS)や鎖骨下動脈ステント留置術などの際に使用されるIVUSのセットアップ、操作を行います。  

 

IVUS操作

OCT操作

カテーテルアブレーション治療

 

 

「ME機器保守管理」業務

ME機器管理ソフトによるバーコード管理によってME機器の中央管理体制の構築を図っています。
臨床工学技術部から貸出された中央管理機器は、病棟で使用後に返却されると使用前点検を実施し、貸出という一連の流れで運用しています。

 

臨床工学技術部
ME機器中央管理

機器メンテナンス

 

またME機器に対して、現場ではトラブルシューティングを行い、臨床工学技術部では動作点検、故障修理、定期点検、オーバーホール、廃棄、選定など一貫して保守管理を行っています。

 

臨床工学技術部対応ME機器一覧

  • 輸液ポンプ・シリンジポンプ
  • パルスオキシメータ
  • 患者監視モニタ
  • 経腸栄養ポンプ
  • DVTポンプ
  • 低圧持続吸引器
  • ネブライザ
  • 高・低体温維持装置
  • 人工呼吸器
  • 閉鎖式保育器
  • 除細動器・AED
  • 心電計
  • 経皮血液ガス分圧測定装置
  • 電気メス
  • 麻酔器
  • その他

 

 

「呼吸管理」業務

病棟で人工呼吸器治療中の患者さんに機器が適正に使用されているか、各病棟を巡回し毎日点検を行います。患者さんの状態と人工呼吸器の換気条件の双方から確認し、医師と連携をとりながら管理しています。
非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)の導入も増加しているため、マスクフィッティングから離脱後滅菌までのマスクの管理も行います。
これらの人工呼吸器の導入から使用後までを管理し、次回使用のための安全の確保も行います。

 

人工呼吸器使用中点検病棟

呼吸関連機器管理

 

一酸化窒素吸入療法

新生児集中治療室(NICU)で、新生児の肺高血圧症をともなう重症呼吸不全の呼吸管理に対する治療として一酸化窒素(NO)吸入療法を行っています。
また、集中治療室では心臓周術期に対する保険適応拡大から成人心臓血管手術患者に対するNO吸入療法にも対応しています。
臨床工学技士はNO吸入装置の使用前点検、導入、使用後点検まで行っています。

 

NO吸入装置

 

 

「ペースメーカ関連」(不整脈関連)業務

ペースメーカ外来では心臓ペースメーカが植え込まれた患者さんに対し、定期的な動作チェックを行います。
ペースメーカが植え込まれた患者さんが電気メスなどの医療機器を使用する場合は、医師と連携をとり使用前に動作チェックを行います。必要時には設定変更なども行っています。
また、ICD、CRT-Dなどの定期的な動作チェックも行います。

 

ペースメーカ
外来チェック

プログラマ操作

 

ペースメーカ植込み手術では、リード留置の際にPSAを用いて医師と連携をとりながらリードの閾値、感度、抵抗値等のチェックを行います。また植込み一週間後にはペースメーカが正常に作動しているか、動作チェックを行います。

 

 

「手術室」業務

麻酔器の使用前点検を毎日行い、電気メスを含む手術用機器のトラブルシューティング、定期点検を行い手術室の安全性の確保に努めています。また術中大量の出血が予想される術式に対して自己血回収装置のセッティング、操作を行ったり、眼科手術機器の術前準備を行います。
内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチ業務は、臨床工学技士もチームの一員として携わっており、前日準備、当日セットアップ、ロールイン、ロールアウトなどを行っています。

 

ダヴィンチ手術
アームのドレーピング

麻酔器の使用前点検

眼科手術装置の準備

 

 

「心臓血管外科関連」業務

心臓血管外科関連業務として、腹部大動脈人工血管置換術・ステントグラフト内挿術・下肢静脈瘤血管内レーザー治療などに対応しています。
また、人工心肺を用いた開心術に対しては、体外循環技術認定士を中心としたチームで人工心肺装置の操作・管理を行っています。

 

人工心肺操作

 

 

「その他」業務

センター勉強会

新人職員、中途採用職員、各病棟スタッフ向けに「ME機器」関連の勉強会を定期的に開催しています。対象者は医師や看護師だけでなく他のコメディカルなどに対しても行います。

 

医療安全研修

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